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【構図】Stable Diffusion カメラアングルのプロンプト・呪文

この記事では、Stable Diffusionのカメラアングルのプロンプト(呪文)や構図について説明しています。

 

Stable Diffusionで画像生成していると、正面からだけでなく、上から見下ろすカメラアングルや下から見上げるような構図にしたいときがあると思います。

 

いろいろなカメラアングルや構図、角度のプロンプトを集めましたので参考にしてください。

 

上からのアングル from above

被写体よりも、高い位置から撮影するアングルです。

 

人物の場合、上目遣いになることが多いのが特徴になります。

 

また、胸の谷間を強調したいときにも使えるアングルです。

 

「High angle」というプロンプトでも同じ意味です。

 

下からのアングル from below

被写体よりも、低い位置から撮影するアングルになります。

 

人物の場合、上から目線になることが多いプロンプトです。

 

「from above」とは対照的な画像になります。

 

被写体を大きく見せたり、見下すような態度、高圧的な雰囲気などを表現できます。

 

「Low angle」というプロンプトを使っても同じ意味です。

 

天井を含めるアングル ceiling

「ceiling」とは天井(シーリング)のことです。

 

「from below」に似ていますが、下からのアングルで天井も含めたい場合に使います。

 

天井の描写が大きめに入ることで「from below」とは、違った構図のイラストが作成可能です。

 

横からのアングル from side

被写体を横から撮りたい場合に使います。

 

被写体は人物だけでなく、物体も含まれます。

 

単に「横からのアングル」という意味のプロンプトです。

 

人物の横顔や横から撮る時にも使えますし、車や建物などでも使えるプロンプトです。

 

横顔のアングル profile

人物の横顔を撮りたいときに使うアングルです。

 

照明のプロンプトと組み合わせることで明暗を変え、雰囲気のある画像を生成することができます。

 

視線が顔と同じ方向になっているのをカメラ目線にするには「look at viewer」をプロンプトに追加してください。

 

人物が被写体の場合は「from side」でも「profile」でもどちらを使ってもいいと思います。

 

後ろからのアングル from behind

被写体を後ろから撮影するアングルです。

 

人物の場合は、横顔やカメラ目線の画像を生成できます。

 

照明や目線のプロンプトと組み合わせて、様々な雰囲気の画像を作ることができます。

 

斜めからのアングル oblique angle

被写体の斜めから撮影するアングルのプロンプトです。

 

指定しなくても、斜めからのアングルになることも多いですが、正面や横向きを避けたい時に使うといいと思います。

 

「from above」や「from below」と組み合わせて、斜め上からや斜め下からのカメラアングルも指定可能になります。

 

全身を撮影 full body

人物の頭から足先までの全身を撮影するためのプロンプトです。

 

しかし、全身にならないことも多いです。

 

対策としては、画像サイズを縦長にしたり、靴の種類や色を指定するプロンプトを入れると足先まで入れることができます。

 

画像サイズが正方形や横長で全身写真となると、どうしても引いたカメラアングルになるので、人物が小さくなってしまいます。

 

スマホで人物の全身写真を撮るのと一緒で、縦長のほうが収まりやすいです。

 

上半身を撮影 upper body

モデルの上半身を撮影するプロンプトです。

 

ヘソから上、胸から上あたりが目安になります。

 

胸を含める上半身なら「upper body」がいいと思います。

 

腰やフトモモから上を撮影したい場合は、次の「cowboy shot」を使ってみてください。

 

腰から上を撮影 cowboy shot

被写体の腰またはフトモモから上を撮影するときに使います。

 

「cowboy shot」とは、カウボーイのホルスターが写るようなカメラアングルのことです。

 

ヘソや下腹部、股間あたりを含めたい場合におすすめです。

 

「cowboy」に反応して帽子をかぶった画像になってしまったら、ネガティブプロンプトに「hat」や「cap」を追加しましょう。

 

顔のアップ close up

顔のアップを撮影するプロンプトです。

 

プロンプトで指定しなければ、肩から上でカメラ目線になることが多い印象です。

 

顔のドアップにしたい場合は、次に紹介する「extreme close up」を使いましょう。

 

もっと近い顔のアップ extreme close up

「close up」よりも近い顔のアップを撮影するプロンプトです。

 

首から上が入るくらいの顔のアップです。

 

肩が入ってしまうこともあり「close up」との区別が曖昧なこともあります。

 

被写体のポーズについて

この記事はカメラアングルの話ですので、被写体の女の子がとるポーズはまた別の話です。

 

次回以降、被写体のポーズについてのプロンプトも記事にする予定です。「四つん這い」や「後ろ向きで顔だけ振り向く」「手を後ろに隠す」とか難しいですよね。

 

また、カメラのレンズを指定するプロンプトもありますので、それも記事にする予定です。

 

カメラレンズを指定することで、被写体にピントを合わせて背景をぼかした画像を生成することができます。

 

以上、Stable Diffusionのカメラアングルの呪文や構図について解説しました。早速、カメラアングルのプロンプトを使ってみてくださいね。