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【呪文】Stable Diffusion 動作のプロンプト

このページでは、Stable Diffusionで使う動作のプロンプト・呪文をテーマにしています。

 

Stable Diffusionで動作のプロンプト指定をしないと、立ちポーズだったり、動きのないイラストになることがほとんどです。

 

被写体の動きのあるイラストが欲しい場合は、プロンプトで動作の指定をする必要があります。

 

ここでは、いろいろな動作のプロンプトを紹介していますので、試してみてください。

 

動作のプロンプト・呪文

ポーズとは違い、動作のプロンプトには動きがあり、躍動感が表現されます。

 

動作のプロンプトだけでなく、アングルや構図のプロンプトを組み合わせたほうが、理想的なイラストが生成されるので試してみてください。

 

歩く walking

stable diffusion ポーズ指定のプロンプト歩いている

歩きは立ちポーズと比べて動きがありますね。

 

歩きポーズをプロンプト指定しただけで、小道のような背景になりました。

 

ちなみに、ヘソ出しのプロンプトは「navel」または「belly button」でOKです。

 

走る running

走るは歩くよりも、だいぶ躍動感が出てきますね。

 

より躍動感を表現するため、斜め下からのアングルなど構図もプロンプト指定するといいです。

 

ジャンプする Jumping

ジャンプしている瞬間的なイラストが生成されます。

 

どのようなポーズでジャンプするかを指定したい場合は、複数のプロンプトを組み合わせるか、ControlNetを使います。

 

キックする Kicking

足を上げキックしているところの動作プロンプトです。

 

手の振り方や足を上げる高さなどの細部は、プロンプトだけで制御するのは困難です。ControlNetを使う必要があります。

 

ハイキックする High Kick

ハイキックは「kicking」より高く足を上げてキックする動作プロンプトです。

 

これもキックと同じでディテールの表現にこだわるなら、ControlNetが必要です。

 

パンチする Punching

パンチしているところの動作プロンプトです。

 

プロンプト指定しなければ、素手のパンチになることがほとんどです。ボクシンググローブ「boxing gloves」を装着する場合はプロンプト指定しましょう。

 

振り返る looking back

後ろを振り返っている瞬間のプロンプトです。

 

後ろを振り返ってカメラ目線の動作なので、被写体は背中向きになります。

 

歌う singing

被写体が歌っているところのプロンプトです。

 

ステージなどの背景や衣装のプロンプトも合わせて入力しましょう。

 

泳ぐ swimming

被写体が泳いでいるところを表現するプロンプトです。

 

海「sea」やプール「pool」など、どこで泳いでいるのか、背景のプロンプトと組み合わせます。

 

逆立ちをする handstand

両手をついて逆立ちをする動作プロンプトになります。

 

背景は壁「wall」などが自然なイラストになると思います。

 

手をあげる hand up (hands up)

手を上げるは、片手なのか両手なのかを「hand」の単数形、複数形で区別します。

 

Stable Diffusionが必ずしも単数形と複数形を区別してくれるとは限らないので、片手「one hand」や両手「both hands」と明確に指示するのも手段のひとつです。

 

伸びをしている stretching

背筋を伸ばして伸びをしているところの動作プロンプトです。

 

手をあげて伸びをしているイラストが欲しい場合は、両手を手をあげるプロンプト「hands up」と組み合わせます。

 

~を飲む drink~

飲み物を飲んでいるところのプロンプトです。

 

コーヒー「coffee」や紅茶「tea」、コーラ「cola」など、飲み物のプロンプトと組み合わせます。

 

動作のプロンプト 最後に

ここでは動作プロンプトをいろいろ紹介しましたが、プロンプト指定だけで、自分が思い描くような動作を表現するのは限界があると思います。

 

動作プロンプトだけで思ったようなAIイラストが作成できない場合は、Stable Diffusionの追加機能、ControlNetで動作やポーズを指定する必要があります。

 

使用するモデル(checkpoint)は、実写系よりもアニメ系のほうが、動作の再現性が高いように思えます。

 

実写系はインスタなどの写真を学習しているので、静止のポーズは得意でも動きのある動作は苦手なのかもしれません。

 

また、需要のありそうな動作プロンプトがありましたら、順次追加していく予定です。

 

以上、Stable Diffusionでよく使う動作のプロンプトを取り上げてみました。動作プロンプトを覚えて、動きのあるAIイラストを作成してくださいね。