ここでは、Stable Diffusionで使う顔のアップのプロンプト・呪文を紹介しています。
Stable Diffusionではプロンプトで何も指示をしなければ、適当なアングルと構図のイラストが生成されてしまいます。
思うような顔のアップにはならず、適度に引いた構図のイラストになることが多いと思います。
もし、顔がアップの美少女イラストを生成したい場合は、プロンプトで指定する必要があります。
それでは、顔アップのプロンプト・呪文をみていきましょう。
顔アップのプロンプト・呪文
近さによって顔アップのプロンプトも違いますので、使い分けてみてください。
また、顔の向きのプロンプトも次項で紹介していますので、必要であれば顔アップのプロンプトと組み合わせてください。
head shot
頭部・顔を撮影するプロンプトです。
アップという表現を使わない顔アップのプロンプトになります。
次の「face close up」と絵的には大差ないかもしれません。
face close up
文字どおり、顔のアップを描くプロンプトです。
「face」の単語が後ろにくる「close up face」でも問題ありません。
より近づいた顔のアップを望む場合は、次の「extreme close up」を使いましょう。
extreme close up
これが最も近づいた顔アップのプロンプトになります。
顔のドアップといった感じでしょうか。
「extreme close up」より近いイラストを求める場合は、画像編集ソフトで切り取ったほうが早いかもしれません。
顔の向きのプロンプト・呪文
顔のアップのプロンプトを入力するだけだと、適当な角度のイラストが生成されます。
証明写真のような真正面の画像が欲しかったり、横顔が欲しい場合もあると思いますので、顔の向きのプロンプトをいくつか紹介します。
顔を正面に向けるプロンプト
frontal face 正面の顔
front face 正面の顔
front view 正面の視点
プロンプトの意味はほとんど同じですが、出てくる画像は少し違いますので、いくつか試してみることをおすすめします。
プロンプトの効きが甘いときは「front face」と「front view」を組み合わせる等してみてください。
横顔のプロンプト
side view 横の視点
shot from side 横から撮影
facial profile 顔のプロフィール
profile プロフィール
横顔のイラストが欲しい時に使うプロンプトです。
頭の後ろのプロンプト
behind the face 顔の後ろ側
back view 後ろの視点
from back 後ろから撮影
from behind 後ろから撮影
directly behind 真後ろ
後頭部、うなじを撮影したイラストが欲しい時に使ってください。
顔アップのプロンプト 最後に
顔アップのプロンプト自体は簡単ですが、思ったとおりの近さのイラストに調整するのは、難しいと思います。
プロンプトの効きが悪い場合は、顔アップのプロンプトを前に持ってきたり、括弧で強調してみてください。
シード値によっても、顔のアップ度が変わってきますので、複数枚のイラストを連続生成してみることをおすすめします。
以上、Stable Diffusionで用いる顔アップのプロンプトを取り上げました。顔アップの呪文を覚えて、思い通りのアニメ美少女イラストを生成してくださいね。