こちらの記事では、Stable Diffusionで使う高画質のプロンプト・呪文を紹介しています。
高画質や高品質のAIイラストを生成したいと思っても、プロンプトが分からないということはありませんか?
クオリティの高いサンプル画像のプロンプトには必ずと言っていいほど、高画質や高品質のプロンプトが入力されているものです。
ここでは、AIイラストの品質を上げるための高画質プロンプトをまとめました。
また、低画質にならないためのネガティブプロンプトも紹介していますので、高画質のプロンプトと合わせて使ってみてください。
低画質を避けるというのも、高画質なイラストを生成するコツと言えます。
高品質&高画質のプロンプト・呪文
クオリティの高い画像を生成したい場合、プロンプトは品質と画質に分かれます。
ここでは品質と画質を分けて紹介していますが、使うときは分ける必要はなく、適当に混ぜて使っても大丈夫です。
まずは、高品質のプロンプトからみてみましょう。
masterpiece 傑作
best quality 最高品質
beautiful 美しい
Ultra detailed 超精細
extremely detailed 非常に詳細
「masterpiece」と「best quality」がよく使われる高品質プロンプトだと思います。
「beautiful」は「beautiful girl」や「beautiful face」のように使うのがおすすめです。
「beautiful」が付いてたほうが良い画像とも限らないので、「beautiful」を付けたり外してみて、どちらがいいか比較してみましょう。
次に、高画質のプロンプトをみてみましょう。
4K 8K 16K 32K 解像度
UHD 超高精細
high res 高解像度
ultra high res 超高解像度
UHDとは(Ultra High Definition)のことで、4Kや8Kなどの高解像度を指しています。
32Kよりは、4Kや8Kあたりがよく使われていると思います。
低品質&低画質を避けるネガティブプロンプト
低品質や低画質にならないためにネガティブプロンプトも入力しましょう。
worst quality 最悪の品質
normal quality 普通の品質
low quality 低品質
low res 低解像度
低品質だけでなく「normal quality」というプロンプトもありますが、高画質のイラストを生成するためには、普通の品質も避けたいといったところでしょうか。
おすすめ!高品質&高画質プロンプト・呪文
高品質&高画質プロンプトとネガティブプロンプトを紹介しましたが、実際どれがいいの?と迷ってしまう人もいると思います。
プロンプトを詰め込みすぎても効きませんので、数を絞り込んだほうがいいです。
とりあえず、これを使っておけばOKという、おすすめの高品質&高画質プロンプトを紹介します。
プロンプト
masterpiece, best quality, 8K
ネガティブプロンプト
worst quality
以上が高画質な画像生成におすすめのプロンプトになります。
あとは「Highres.fix」や「After Detailer」などの機能を使って、イラストのクオリティを上げていくことが必要です。
プロンプトだけでは、Stable Diffusionで高画質イラストは作れないというのが実際のところです。
Stable Diffusionは学ぶことが多く、キャッチアップが大変ですが頑張りましょう!
2023年7月27日には、Stable Diffusion XL 1.0(SDXL 1.0)がリリースされて話題になりましたね。近日中にSDXL 1.0についての記事をアップしたいと思います。
ちなみに、Stable Diffusion XL 1.0では、「masterpiece」など画像の品質に関する修飾語が不要になったということです。
SDXL 1.0は高画質プロンプトなしでも、クオリティの高い画像が生成されるみたいですね。
以上、Stable Diffusionで使う高画質のプロンプトと低画質を避けるためのネガティブプロンプトを紹介しました。ここで紹介したプロンプトを参考にAIイラストを作成してみてくださいね。