この記事では、Stable Diffusionで使う着物のプロンプト・呪文をテーマに書いています。
Stable Diffusionを使って、いろいろな服装のキャラクターを作成していると、和服が似合う美少女のイラストを出したいこともあると思います。
華やかな着物を身にまとった美少女イラストは見栄えもいいですからね。
しかし、着物のプロンプトが分からない、色や柄を変更する方法が分からないこともあるでしょう。
ここでは着物のプロンプト、色や柄の変更の仕方を紹介していますので、AIイラスト作成の参考にしてみてください。
着物のプロンプト・呪文
「kimono」が着物の基本プロンプトです。
このプロンプトだけで着物姿のキャラが生成されますが、着物の色や柄はAIにおまかせです。
上のサンプル画像は単色の着物なので、かなり地味な感じがしますよね。
着物の色や柄をプロンプトで指定する方法は、次項を見てください。
着物の色指定と柄指定
着物の色や柄をプロンプトで指定したい場合もありますよね。
色を変更しただけで、イラスト全体の雰囲気は大きく変わるので、重要性は高いといえます。
「〇〇〇 kimono」 丸部分に色や柄を入れるだけでOKです。
例 「red kimono」、「sakura kimono」など
これだけで、赤色の着物、桜の柄の着物になります。
柄や紐などを微修正したい場合は、インペイントの機能が便利です。
着物のLORA
着物のLORAは世界的にみても需要があるので、さすがに質と量ともに充実していますね。
CivitAiにて「kimono」で検索すると、そこそこの数のLORAがヒットします。もちろん、実写系とアニメ系と両方あるので便利です。
ややマニアックですが、肩出し着物のLORAもありました。着物でオフショルダーにしたいときに使ってみてください。
モデルによっては、着物の生成が苦手なこともあるので、着物のLORAをダウンロードすることをおすすめします。
プロンプトに「kimono」と入力しても、着物姿のキャラが生成されない場合は、そのモデルは着物を学習してないので、生成できないパターンだと思われます。
着物プロンプト 最後に
着物はプロンプトだけでも、ある程度のクオリティのイラストが生成可能です。
帯がリボン状になってしまったり、柄が少しおかしいくらいの細かい修正については、インペイントの機能を使えば問題ないと思います。
和服や着物の学習をしてないモデルもあるので、そういうモデルを使用する場合は、着物のLORAを利用するのがいいでしょう。
以上、Stable Diffusionで使える着物のプロンプト&呪文について解説しました。この記事を参考にして、綺麗な和服姿の美少女キャラを作成してくださいね。