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Stable Diffusion なぜ無料なのか

この記事では、Stable Diffusionはなぜ無料なのか、その理由について説明しています。

 

Stable Diffusionは無料でダウンロードできて、使用することができるフリーソフトです。

 

Midjourneyなど、有料の画像生成AIサービスもありますので、Stable Diffusionはなぜ無料なのか疑問を感じる人がいてもおかしくありません。

 

早速、Stable Diffusionが無料の理由をみてみましょう。

 

Stable Diffusion なぜ無料なの?

Stable Diffusionは、ミュンヘン大学(ドイツ)のCompVisグループが開発した潜在拡散モデルが元となっています。

 

そして、Stability AI、CompVis LMU、Runwayの三者が共同でオープンソースとして公開しています。

 

オープンソースのソフトウェアは、プログラムの中身も誰でも見ることができ、ユーザーが改良したりすることができます。

 

このような自由度の高さがStable Diffusionの魅力の1つと言えます。

 

Stability AIは、AIを大企業や研究者が独占するのではなく、世界中の人々が平等に使えるようにという考えから、Stable Diffusionをオープンソースで無料公開したそうです。

 

これが、Stable Diffusionが無料の理由になります。

 

無料であること、自由度の高さや規制の緩さ、改良やプラグインの開発などもあり、Stable Diffusionが支持されることになったというわけです。

 

モデル学習やエチエチな画像生成もできますからね。

 

筆者はMidjourneyを有料課金で使っていたことがありますが、今はStable Diffusionしか使っていません。

 

ちなみに、株式会社piconがリリースしているAIイラストくんも試しましたが、使いものになりませんでした。

 

Stable Diffusion 電気代が高額?

Stable Diffusionは無料でダウンロードでき、自分のPCで使用できますが、電気代はかかります。

 

Web閲覧やエクセル作業などと比べて、AIイラスト生成は高性能なグラボを使うため、消費電力が大きいのが問題となります。

 

AIイラスト生成は、CPUはあまり使わず、グラボをメインに使います。

 

Stable Diffusionでは、このようなハイスペックなグラフィックボードが標準的です。

玄人志向 RTX3060搭載 グラフィックボード GDDR6 12GB GALAKURO GAMINGシリーズ GG-RTX3060-E12GB/OC/DF

 

Stable Diffusionの使用で、高額な電気料金が請求されたらどうしようと心配している人もいるかもしれませんね。

 

当サイトでは、Stable Diffusionの電気代を測定していますので、詳細は過去記事をご覧ください。

Stable Diffusion 月の電気料金はいくら?

 

結論としては、6.6円/時ということで、思ったよりも安かったです。

 

月に数百円から高くても数千円程度の電気料金がかかります。(Stable Diffusion 使用分のみ)

 

ローカルPC以外では、Google ColabでStable Diffusionを動作させて、AIイラストを作成することも可能です。

 

その場合でも、PCの電気代はかかりますが、Google Colabのグラボを使うので、ローカル環境でStable Diffusionを使うのに比べると電気代は安くなるでしょう。

 

しかし、Google Colabは有料プランでないと、Stable Diffusionは使えなくなりました。

 

Stable Diffusionは無料といっても、電気代や有料プランなど、お金がかかることを知っておきましょう。

 

とはいえ、月に数百円から数千円程度の費用ですので、高品質なイラスト生成ができることを考えると安いと言えるのではないでしょうか。

 

以上、Stable Diffusionが無料の理由についてお話しました。これからは、なぜ無料なのか気にせずにStable Diffusionを楽しんでくださいね。